

ロープの位置、引き手の間隔等を調整し、富士山に挑みました。
ロープの位置は、アームレスト、前輪付け根、そしてプッシュバー中央。
アウトドア用車いすの真価が問われます。



登山開始直後より数度難所を乗り越え、メンバー間のリズムもうまくそろってきました。
前輪付け根の本体フレームにロープをしっかりと固定し、HIPPOはあえて前輪を浮かしながら引いていきます。
引き手の交代、水分補給、昼食。適切に休憩をはさみ慎重にペース配分が行われます。
HIPPOにはヘッドレストがつけられシートも安定しているため、
ほとんどの休憩はHIPPOに乗ったままでも疲れを取ることが可能でした。



天候が崩れ始める中、各自カッパを着用し無事に全員で九合目まで到着しました。
車いすによる富士登山という大きな実績が残せました。
山小屋で休憩後は、いよいよ山頂へアタックです。

激しい雨風でしたが一瞬のタイミングを逃さず、山頂へのトライが決断されました。
雨が横から吹き付ける中、念願の十合目、富士山の頂上へ無事到達しました。
今回の登山では、身体が不自由な人とそうでない人が、
同じ目的を持ち途中何度も心が折れそうになる場面を乗り越えて、
達成することができました。
この挑戦も最初のきっかけは勇気のいる一歩でした。
障害者にとっても、健常者にとっても....
でもそれを踏み出せた時、目の前に希望という小さな自由が現れて、
不可能にさえ思えた事が皆で一緒に成し遂げられました。
この「事」が、たくさんの人に、生きていく楽しさやチャレンジし続ける勇気、
そして大きな自由を手にしてもらえるきっかけとなれたら…
free×FREE projectはそう願います。